誰でもコンサルタント−コンサルタントのノウハウを公開して、誰でもコンサルタントにするサイト
共通編トップ ナレッジストア ナレッジアーカイブ ナレッジ書店 自分SWOT 起業編トップ 起業するなら(起業を目指す方へ) ナレッジ起業とは 起業ネタ決めマニュアル 起業スタートマニュアル 起業完全支援 起業ツール集 起業リンク集
戦略編トップ 経営戦略策定マニュアル 中期経営計画策定マニュアル 効率化(BPR)マニュアル SWOT分析による強い組織づくり 上場企業経営戦略データベース 上場企業SWOT分析事例集 バリューチェーン事例集 戦略策定ツール集(フレームワーク) 戦略事例リンク集 コンサルタント用語集 SWOT分析出張セミナー 経営戦略&中期経営計画完成セミナー
HOME > 戦略編トップ > 戦略戦略ツール集トップ > コア・コンピタンス分析 その2
概要説明コンパニオン
先ず初めに、自社のバリューチェーンを把握しましょう・・・・
− コア・コンピタンス分析 その2 −

2. コア・コンピタンス分析のやり方
■ステップ1  強みの抽出
■ステップ2  コア・コンピタンスの判定



戦略策定ツールリスト


SWOT分析



PPM分析



バリューチェーン分析



5つの競争要因分析



基本戦略分析



コア・コンピタンス分析



DCF法による企業価値の計算



SWOT分析



PPM分析



バリューチェーン分析



5つの競争要因分析



基本戦略分析



コア・コンピタンス分析



DCF法による企業価値の計算



SWOT分析



PPM分析



バリューチェーン分析



5つの競争要因分析



基本戦略分析



コア・コンピタンス分析



DCF法による企業価値の計算



SWOT分析



PPM分析



バリューチェーン分析



5つの競争要因分析



基本戦略分析



コア・コンピタンス分析



DCF法による企業価値の計算



SWOT分析



PPM分析



バリューチェーン分析



5つの競争要因分析



基本戦略分析



コア・コンピタンス分析



DCF法による企業価値の計算



SWOT分析



PPM分析



バリューチェーン分析



5つの競争要因分析



基本戦略分析



コア・コンピタンス分析



DCF法による企業価値の計算



SWOT分析



PPM分析



バリューチェーン分析



5つの競争要因分析



基本戦略分析



コア・コンピタンス分析



DCF法による企業価値の計算



SWOT分析



PPM分析



バリューチェーン分析



5つの競争要因分析



基本戦略分析



コア・コンピタンス分析



DCF法による企業価値の計算




2.コア・コンピタンス分析のやり方

※プロジェクト方式でコア・コンピタンス分析を行うことを前提に解説します。

コア・コンピタンス分析のプロセスは以下のとおりです。所要時間は集中して行った場合の目処(事前作業を除く)として考えてください。


ステップ 内容 所要時間
ステップ1 強みの抽出 4時間
ステップ2 コア・コンピタンスの判定 4時間
ステップ3 コア・コンピタンスのレベル確認 8時間
ステップ4 コア・コンピタンスの明確化 4時間


@ ステップ1は、自社の強み抽出します

A ステップ2は、抽出された強みがコア・コンピタンスとなりえるか判定します。

B ステップ3は、判定されたコア・コンピタンスのレベルを確認します。

C ステップ4は、コア・コンピタンスの明確化を行います。


■ステップ1 強みの確認


自社の経営資源の中で、他社よりも優れているものを抽出します。

@プロジェクト事務局(以下事務局といいます)はエクセル等で下記の「内部環境分析表」を事業セグメントごとに作成します。競争相手欄には主要な競争相手を数社記入してください。また、項目については以下に限らず適切なものを設定してください。


【内部環境分析表】※事業セグメントごとに作成
項目 当社 競争相手
A社 B社 C社 D社
強み 弱み 強み 弱み 強み 弱み 強み 弱み 強み 弱み
製品・サービス
販売・マーケティング
人材・組織
マネジメント
技術・ノウハウ
生産
設備・資産
財務
企業文化・風土
その他
・当社の強み:競争相手より優れている点
・当社の弱み:競争相手より劣っている点
・競争相手の強み:当社より優れている点
・競争相手の弱み:当社より劣っている点



A作成した表をプロジェクトメンバー全員に配布し、個人作業で自社および競争相手の「強み」、「弱み」を検討・記入してもらいます。強み、弱みは相対的な基準で判断してください。

【内部環境分析表】 記入例
項目 当社 競争相手
A社 B社
強み 弱み 強み 弱み 強み 弱み
製品・サービス ・ブランド力 ・商品ラインナップが少ない
・カスタマーサポートが不十分
・ローコスト商品が強い
・カスタマーサポートが強い
・デサインが悪い
・ハイエンド商品に弱い
・国際的なブランド
・商品ラインナップが豊富
・国内後発のため知名度が低い
販売・マーケティング ・営業マンの企画提案力
が高い
・販売チャネルが充実している
・広告宣伝が弱い ・仕切価格が低い
・営業の押しが強い
・量販店チャネルが弱い ・広告宣伝がうまい
・ネット販売が強い
・販売チャネルが弱い
人材・組織 ・社員教育体制が充実している
・全社的に知識の共有化がなされている
・親会社からの天下りが多い
・平均年齢が高い
・個性的な人材が多い ・人材の定着率が低い ・フラットな組織構造
・中途採用で優秀な人材を確保している
・チームワークが悪い
・人材の定着率が低い
マネジメント ・経営トップの意思決定が迅速
・目標管理制度が徹底されている
・親会社の支配力が強い ・信賞必罰が徹底されている ・過度な利益至上主義 ・成果主義が徹底されている ・過度な個人主義
技術・ノウハウ ・CCD技術力が高い ・CMOS技術力が不足 ・ユニークな商品開発がうまい ・全体的に技術力が不足 ・CCD/CMOS 技術力が高い ・国内に技術者がほとんどいない
生産 ・生産技術力が高い
・国内5ヶ所、海外3ヶ所に生産拠点を保有している
・サプライヤーとの交渉力が弱い ・サプライヤーとの交渉力が強い ・生産キャパが不足
・量産技術力が不足
・グローバル生産体制が構築されいる ・国内に生産拠点がない
設備・資産 - ・遊休資産の有効活用がなされていない ・無駄な固定資産がない - ・在庫が少ない -
財務 ・自己資本比率が高い
・メインバンクとの関係が良好
・ROEが低い ・営業利益率が業界
NO.1
・株式時価総額が業界NO.1
・自己資本比率が低い ・親会社の資金力が豊富 ・資金は親会社に依存
企業文化・風土 ・新しいことに挑戦する企業風土がある ・真面目すぎる ・利益意識が高い ・CSRの意識が低い ・目標達成意識が高い -
その他 ・グループの総合力が高い ・親会社の業績が悪化している ・独立系なので経営の自由度が高い ・代々同族経営でガバナンスに不透明な部分がある - -



B各メンバーが記入した表を持ち寄ってプロジェクトミーティングを開き、全員の意見を集約した内部環境分析表を完成させます。



C事業セグメント別の強み・弱みを全社として集約化し、下記の「強み・弱み抽出表」にまとめます。

【強み・弱み抽出表】 記入例
項目 強み 弱み
製品・サービス
・ブランド力 ・商品ラインナップが少ない
・カスタマーサポートが不十分
販売・マーケティング ・営業マンの企画提案力が高い
・販売チャネルが充実している
・広告宣伝が弱い
人材・組織 ・社員教育体制が充実している
・全社的に知識の共有化がなされている
・親会社からの天下りが多い
・平均年齢が高い
マネジメント ・経営トップの意思決定が迅速
・目標管理制度が徹底されている
・親会社の支配力が強い
技術・ノウハウ ・CCD技術力が高い
・CMOS技術力が不足
生産 ・生産技術力が高い
・国内5ヶ所、海外3ヶ所に生産拠点を保有している
・サプライヤーとの交渉力
が弱い
設備・資産 ・なし ・遊休資産の有効活用がなされていない
財務 ・自己資本比率が業界NO.1
・メインバンクとの関係が良好
・ROEが低い
企業文化・風土 ・新しいことに挑戦する企業風土がある ・真面目すぎる
その他 ・グループの総合力が高い ・親会社の業績が悪化している


※使用するのは「強み」のみです。「弱み」はSWOT分析などに活用してください。


(ステップ1終了)


■スッテプ2 コア・コンピタンスの判定


スッテプ1で抽出した強みがコア・コンピタンスとなりえるか判定します。


@事務局はエクセルなどで下記の「コア・コンピタンス判定表」を作成します。「強み」欄にはスッテプ1でまとめた自社の強みを記入してください。


【コア・コンピタンス判定表】
コア・コンピタンス判定表は、

コンサルタントの手法による経営戦略策定マニュアル

に記載してあります。
上記のページよりご購入ください。


A作成した表をプロジェクトメンバー全員に配布し、強みがコア・コンピタンスとなりえるかを3つの要件に基づいて各人に検討・記入してもらいます。


B記入した表に基づいてプロジェクトメンバー全員で討議し、強みがコア・コンピタンスとなりえるかを判定します。 なお、実際には3要件すべて満たしているケースはほとんどありません。判定基準を厳密にしすぎるとコア・コンピタンスの抽出が不可能になるので、「現在は不十分でも将来的にはコア・コンピタンス成りえる」という基準で判定してください。


【コア・コンピタンス判定表】−記入例

ア・コンピタンス判定表−記入例は、

コンサルタントの手法による経営戦略策定マニュアル

に記載してあります。
上記のページよりご購入ください。



(ステップ2終了)

コア・コンピタンス分析を活用して戦略を策定する方法は、以下のマニュアルに詳しく記載してあります。

高額なコンサルティング費用を支払わないと入手できない戦略策定のノウハウを、丸ごと公開しています。ぜひ、ご利用ください。

■経営戦略策定マニュアル
第2章 コア・コンピタンンスの明確化 P29〜42

上記マニュアルの概要がわかる無料のサマリー版も用意しています。
■戦略系マニュアルサマリー(無料)

また、上場企業300社のコア・コンピタンスを分析したデータベースも提供しています。あわせてご利用ください。
■上場企業経営戦略データベース


■スポンサーリンク






前へ  次へ