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概要説明コンパニオン
内部環境分析と外部環境分析の結果に基づいて、SWOT分析表を作成します・・・
− SWOT分析 その3 −

     ■ステップ3 SWOT分析表の作成



個人のSWOT分析はこちら


   SWOT分析の事例集
■ステップ3 SWOT分析

ステップ3は、ステップ1ステップ2の結果に基づいて、SWOT(強み・弱み・機会・脅威)分析を行います

@下記の「SWOT分析表」を作成します。強み・弱み欄にはステップ2で作成した「強み・弱み抽出表」の内容を転記してください。数が多い場合は、それぞれ10個程度になるまで集約化してください。

【SWOT分析表】



強み
・ブランド力
・販売チャネルが充実している
・全社的に知識の共有化がなされている
・経営トップの意思決定が迅速
・CCD技術力が高い
・量産技術力が高い
・国内5ヶ所、海外3ヶ所に生産拠点を保有している
・自己資本比率が業界NO.1
・新しいことに挑戦する企業風土がある
・グループの総合力が高い
弱み
・商品ラインナップが少ない
・カスタマーサポートが不十分
・広告宣伝が弱い
・平均年齢が高い
・親会社の支配力が強い
・CMOS技術力が不足
・サプライヤーとの交渉力が弱い
・遊休資産の有効活用がなされていない
・親会社の業績が悪化している



機会










脅威




Aステップ1で作成した「マクロ環境分析表」と「ミクロ環境分析表(事業セグメント別)」を用意し、プロジェクトメンバー全員で討議して、業績に影響が大きいと思われる変化を10個程度抽出します。



B上記Aで抽出した変化について、以下の方法で機会か脅威かの判定をします。

【機会・脅威の判定方法】

「業績にプラスと思われる変化」が機会、「業績にマイナスと思われる変化」が脅威というわけではありません。自社の業績にプラスと思われる環境変化は競争相手にとってもプラスになります。従って環境変化に対応する力が競争相手よりも勝っているか、あるいは競争相手よりも先に環境変化に対応しないと機会にはなりません。

例えば、「高齢化社会の到来」が「業績にプラスと思われる変化」として抽出された場合、「高齢化社会の到来」への対応力となるシニア商品開発力などが競争相手よりも勝っていれば機会となりますが、劣っていれば脅威となります。このように環境変化への対応力の強弱によって機会・脅威を判定します。判定の手順は以下のとおりです。


@環境変化に必要な対応力を検討します。対応力は一つではありません。複数抽出してください。


Aその対応力が競争相手よりも強いか弱いかを検討します。
 (下記のように点数化するとわかりやすい)
環境変化 必要な対応力 当社 A社 B社 C社
高齢化社会の到来 シニア商品開発力
シニア商品販売力


B 上記Aの結果を下表にあてはめて機会か脅威かの判定をします。
環境
変化
環境変化への
自社の対応力
環境変化への
競争相手の対応力
機会か脅威の判定
強い 弱い 機会となりうる
強い 弱い
弱い→強い(今は弱いが将来強くなる) 弱い
弱い→強い(今は弱いが将来強くなる) 弱い
弱い 強い 脅威となりうる
弱い 強い
弱い 弱い→強い(今は弱いが将来強くなる)
弱い 弱い→強い(今は弱いが将来強くなる)

or
競争相手と同等 自社と同等 競争相手より早く手を打てば機会に、遅ければ脅威になりうる




C上記Bの結果をSWOT分析表の機会・脅威欄に記入します。

【SWOT分析表】 記入例



強み
・ブランド力
・販売チャネルが充実している
・全社的に知識の共有化がなされている
・経営トップの意思決定が迅速
・CCD技術力が高い
・量産技術力が高い
・国内5ヶ所、海外3ヶ所に生産拠点を保有している
・自己資本比率が業界NO.1
・新しいことに挑戦する企業風土がある
・グループの総合力が高い
弱み
・商品ラインナップが少ない
・カスタマーサポートが不十分
・広告宣伝が弱い
・平均年齢が高い
・親会社の支配力が強い
・CMOS技術力が不足
・サプライヤーとの交渉力が弱い
・遊休資産の有効活用がなされていない
・親会社の業績が悪化している



機会
・ウェブ社会が到来している
・少子高齢化 社会の到来している
・産業のコンバージェンス(融合)が進行している
・様々な分野で環境保護を目的とした新技術の開発が進展している
・市場成長率は高い水準を維持している(×××事業)
・高機能化、多機能化へのニーズが高まっている(×××事業)
・市場は成熟期から衰退期へと移行しつつある(○○○事業)
脅威
・技術の陳腐化速度が速まっている
・原材料価格が高騰している
・ユーザーの囲い込みが難しくなってきた(×××事業)
・外資系企業の参入が増えている(×××事業)
・メーカー別の格差がほどんどなくなっている(○○○事業)

(ステップ3終了)


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 ■ コンサルタントの手法による「経営戦略策定マニュアル」
    ・ビジョン(将来像)の策定 P79〜93

 ■ コンサルタントの手法による「中期経営計画策定マニュアル」
    ・全社戦略の策定 P16〜32
    ・事業戦略の策定 P73〜84

 ■ SWOT分析を活用した強い組織づくりプログラム
    ・第2セッション 所属部署のSWOT分析
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