2.アクションプラン(活動計画)を作る
■アクションプランとは
アクションプラン(実行計画)とは、策定した戦略を具体的に展開するための計画をいいます。いくら素晴らしい戦略でも、実行に落とし込めなければ意味がありません。ビジョンおよび戦略課題の目標達成に向けて、「何を」「どこで」「いつまでに」「どのように」活動するのかを明確に示すのが実行計画です。
■アクションプランの種類
実行計画の作成手法にはガントチャート法とアローダイアグラム法(PERT図)の2種類があります。
@ ガントチャート法
ガントチャートとは、計画表や工程表として広く利用されているものです。作成が簡単で全体のスケジュールを一覧で確認でき、進捗状況を把握しやすいのが特徴です。ただし、各活動の相互関係や順序が不明確で、スケジュール変更や将来予測に対応しづらいといデメリットがあります。
A アローダイアグラム法(PERT図)
アローダイアグラム法(PERT図)とは、ネットワーク型のスケジュール管理手法でスタートからゴールまでの各活動を線でつないで表現する手法です。ガントチャートではわかりにくい各活動の相互関係や順序が明確になり、スケジュール変更や将来予測もやりやすくなります。ただし、ガントチャートに比べ作成に時間がかかることおよび個々の作業の進捗が見づらいというデメリットがあります。
B 二つの手法の使い方
二つの手法については以下のように使い分けるとよいでしょう。
全体の概要 |
ガントチャート |
詳細 |
アローダイアグラム(PERT図) |
続きは
PDF版をご覧ください。
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