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椿コンサル 宇田川課長 誰でも簡単に使えるコンサルタント用語集

<た行>
新人ヨーコ 大田原部長
椿コンサル 宇田川課長 新人ヨーコ 大田原部長
概要説明コンパニオン
「た行」のコンサルタント用語です。用語をクリックしてご覧ください。
あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 や行 ら行 わ行
※アルファベットは五十音に変換してあります。
(例:SWOT分析 → スウォット分析)
ダイナミズム

チャレンジング

登録ありません
ディー・シー・エフ(DCF)

デット

デュー

デュー・ディリジジェンス

トレードオフ

用語集見出し


あ行

か行

さ行

た行

な行

は行

ま行

や行

ら行

わ行


ダイナミズム
 解説
 ダイナミズムとは、力強さ、活力という意味です。耳ざわりがよく、アカデミックな雰囲気のある言葉なのでコンサルタントは好んで使用します。「経営のダイナミズム」、「組織のダイナミズム」、「産業のダイナミズム」など、用途が広い便利な用語です。
 使い方
宇田川課長 「椿さんから当社はどのように見えていまますか?」

椿コンサル 「組織が硬直化してダイナミズムを失っているよう見えます。」

大田原部長 「だめなりずむ・・・?」

新人ヨーコ (部長のカラオケ・・・?)

▲UP





チャレンジング
 解説
 チャレンジングとは”困難だが挑戦しがいのある”という意味です。同じ意味で「チャレンジャブル」という言葉が使われますが、これはchallengeにableをつけた造語なので外資系では使用されません。
 
 ちなみに、チャレンジャブルは造語であることを説明しながらチャレンジングを使うと格好よく見えますのでぜひお試しください。
 使い方
宇田川課長 「中期経営計画の目標を個人に落とし込む際のポイントは?」

椿コンサル 「達成可能な目標ばかりではなく、チャレンジングな目標も設定することです。」

大田原部長 「ちゃれんじんぐ・・・?」

椿コンサル 「困難だが挑戦しがいのあるという意味です。」

大田原部長 「ちゃれんじんぐな目標はやっちゃれんじんぐ・・・なんちゃって!」

新人ヨーコ (もう、やっチャレンジング・・・)

▲UP





ディー・シー・エフ(DCF)
 解説
 DCFとは、Discounted Cash Flow(ディスカウント・キャッシュ・フロー)の略語で、事業や資産が生み出す将来のキャッシュフローを予測して、それをある一定の割引率で割り引いて現在価値を求める手法のことを言います。

 DCFは、企業価値や理論株価の計算などに利用されますが、計算結果はキャッシュ・フローの予測値と割引率によって大きく変わってきます。ところが、このキャシュ・フローの予測値と割引率には恣意性があるという重大な問題があります。
 
 例えば、企業価値をDCFで計算する場合、最低でも5年先までのキャシュ・フロー予測が必要になりますが、ドッグイヤーで企業環境が変わっていく昨今、5年後の予測などほとんど根拠がありません。ましてやそれ以上の期間の予測になると空想としか言いようがありません。

 また、割引率になるWACC(ワック)も、”株式のベータ値”という、考え方や計算手法によって値が変ってしまう数字を利用しているため恣意性があります。(資本コストを参照)

 このようにDCFは曖昧な数値に基づいて計算するので、結果もかなり曖昧なものになります。そのことを知ってか知らずか、お客さんを煙に巻くのが得意なコンサルタント業界や金融業界でDCFは広く利用されています。

 なお、DCFによる企業価値評価ののやり方は当サイトの戦略策定ツール(フレームワーク)ページに掲載しています。
 使い方
宇田川課長 「当社の企業価値はどうやって計算したんですか?」

椿コンサル ディスカウント・キャッシュ・フローで計算してあります。」

大田原部長 「ですかうんと・きゃっしゅ・ふろお・・・」

新人ヨーコ (現金割引ってこと・・・?)

▲UP





デット
 解説
 デットとは、借入金や債務の意味で、企業など資金調達において、株式など返済義務のないカネをエクイティと言うに対して、銀行借入や社債など返済義務のあるカネのことをデットと呼びます。

 なお、エクイティという言葉は企業などの調達サイドと投資家などの運用サイドの両方で使われますが、デットは主に調達サイドの言い方で、運用サイドでは社債などは一定の利金がつくことから”フィクスト・インカム”(確定利付き)と呼ぶのが一般的です。

 つまり企業が社債発行で資金調達するのはデットで調達すると言いますが、投資家が社債で資金運用する場合は、「デットで運用する」とは言わずに「フィクスト・インカムで運用」すると言います。

 なお、デットもエクイティも金融業界や上場企業の財務部門では当たり前に使われています。
 使い方
椿コンサル 「買収資金は調達できますか?」

宇田川課長 「30億はデットで調達できそうです。これ以上は厳しそうです。」

大田原部長 「でっとの調達は30億までっと・・・・なんちゃって」

新人ヨーコ (もう、ここまででっと・・・)

▲UP





デュー
 解説
 デューとは、期限のことです。デューデート(due date)と言うこともあります。期限とか締め切りと言えばいいんですが、なぜかコンサルタントはデューと言います。まあ、コンサルタント用語なんて、ほとんどそんなもんなんですけどね。
 使い方
宇田川課長 「計画案はいつまでに出せばいいですか?」

椿コンサル 「今週末でお願いします。プロジェクトが遅れ気味なので、お忙しいとは思いますがデューは厳守でお願いします。」

大田原部長 「でゅー・・・?」

新人ヨーコ (偽警部ね・・・)

▲UP





デュー・ディリジェンス
 解説
 デュー・ディリジェンスとは、M&Aなどの投資対象となる企業の実態を正確に把握するための調査のことです。ディリジェンス(diligence)が正しい発音ですが、言いにくいので、デリジェンスと言ったり、略してデューデリと言ったりもします。

 デュー・ディリジェンスは買収金額に大きな影響を与えるので、本来は公正な第三者によって適正に行われるべきですが、実際はは売り手、買い手、仲介者などの利害関係者の様々な思惑が入り込むのでそうもいきません。ほとんど場合はなんらかの意図が含まれているので注意しましょう。
 使い方
椿コンサル 「子会社売却はうまくいきそうですか?」

宇田川課長 デューディリジェンスの結果次第だと思います。」

大田原部長 「でゅうでぃりじぇんすの結果はどうでるざんす・・・なんちゃって!」

新人ヨーコ
(イヤミね・・・)

▲UP





トレードオフ
 解説
 トレードオフとは、何かの利益を得る代わりに何かを犠牲にすることです。例えば、製品の機能の増やせば機能の競争力は高まるが、そのためにコストが上昇し価格競争力が低下してしまう状況を「機能とコストのトレードオフ」と言います。

 コンサルタントはよく、「経営の意思決定にはトレードオフが伴う」と説明しますが、経営に限らず、世の中には何かを得るために何かを犠牲にしなくてはならないことなんていくらでもあるので、そうリキんで説明することでもありません。
 使い方
宇田川課長 「製品の機能を上げようとすると、コスト高になって価格競争力を失います。どうすればいいでしょう。」

椿コンサル 「典型的なトレードオフですね。」

大田原部長 「とれーどおふ・・・?」

椿コンサル 「何かの利益を得る代わりに何かを犠牲にすることです」

大田原部長 「昼休みにメシを食うの犠牲にして、昼寝をするようなもんですな・・・」

新人ヨーコ (仕事中も寝てるのに・・・)

▲UP