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HOME > 起業編トップ > 起業の必須ツールトップ > 起業家のための事業計画策定マニュアル − その5
概要説明コンパニオン
最後に戦略課題を策定します・・・
− 起業家のための事業戦略策定マニュアル(その5) −





5.戦略課題をつくる


■戦略課題とは

戦略課題とは、実際に展開する戦略の具体的な課題のことです。初めに前項で作成した戦略オプションについて、「ミッション・ビジョンとの適合性」、「効果性」、「実現可能性」、「緊急性」、「欲求性」の5項目の評価を行います。

次に、評価に基づいて戦略課題とすべきものを選択し、「狙い」、「目標」、「期限」、「必要な投資」を設定して戦略課題に仕上げます。


■戦略課題の作り方

@下記の「戦略オプション評価表」を用意します。
    

【戦略オプション評価表】



A戦略オプション欄に「表6−戦略オプション検討表」の内容を記入します。類似するものは以下のように1つにまとめてください。


ゴーイング・コンサーンを前提とした堅実な起業モデルを策定する。

堅実なシニア起業のあり方を提案し続ける。

ゴーイング・コンサーンを前提とした堅実なシニア起業モデルの策定と提案を行う。


【戦略オプション評価表−記入例その1】



B各戦略オプションの「ミッション・ビジョンとの適合性」、「効果性」、「実現可能性」、「緊急性」、「欲求性」を下記の記号で評価し記入します。

 ◎  極めて高い
 ○  高い
 △  普通
 ×  低い

【戦略オプション評価表−記入例その2】



B評価結果に基づいて、実施すべき戦略オプションを5項目程度選択してください。絞りきれない場合は、合計で5項目程度になるまで、同じ分野・分類と考えられるものを一つにまとめてください。ここで選択したものが戦略課題になります。


C下記の「ミッション・ビジョン・戦略課題設定表」を用意します。1、2には作成したミション・ステートメントとビジョンを記入し、3の戦略課題欄には、Bで選択した戦略オプションを記入してください。

【ミッション・ビジョン・戦略課題設定表−記入例】 



D戦略課題の「狙い」「目標」「期限」「必要な投資(概算)」を設定します。各項目のポイントは下表のとおりです。

狙い その戦略課題は何を狙うのか?
(その戦略課題を実施することで何を得るのか?)
目標 その戦略課題の目標は?
(戦略課題を実施することで何がどうなるのか?)
期限 いつまでにその目標を達成するのか?
必要な投資
(概算)
その戦略課題を実行するために必要な投資(人、モノ、カネ)の
概算は?


【ミッション・ビジョン・戦略課題設定表】 


各項目が決定したら戦略課題の作成は終了です。完成した「ミッション・ビジョン・戦略課題設定表」が事業戦略になります。

以上で事業戦略(中期計画)の策定は終了です。

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