■第3セッション : SWOTクロス分析による戦略オプションの作成
第3セッションはSWOTのクロス分析による戦略オプションの作成です。
SWOT分析の結果をクロス分析することで戦略オプション(実行すべき戦略の選択肢となる案)を作成します。SWOTのクロス分析とは、「強み」「弱み」「機会」「脅威」を下図のようにクロスさせて、実施すべき戦略案を検討する手法です。
組み合わせ別の検討ポイントは以下のとおりです。
組み合わせ |
検討するポイント |
強み×機会 |
全社ビジョンの達成に向け、「強み」によって「機会」を最大限に活用するために当部署が取り組むべきことは何か? |
強み×脅威 |
全社ビジョンの達成に向け、「強み」によって「脅威」による悪影響を回避するために当部署が取り組むべきことは何か? |
弱み×機会 |
全社ビジョンの達成に向け、「弱み」によって「機会」を逃さないために当部署が取り組むべきことは何か? |
弱み×脅威 |
「弱み」と「脅威」により最悪の結果となることを回避するために当部署が取り組むべきことは何か? |
プログラム進行役は組織の所属メンバー全員参加のミーティングを開催し、
下記項目を実施してください。
(1)第3セッションの説明
(説明用スライド:45〜47/配布資料:3)
はじめに、第3セッションの内容について説明をします。
プログラム進行役は配布資料3(27〜34P)を配り、スライド46〜47のノートに従って説明を行ってください。
(2)戦略オプション検討表の作成
(説明用スライド:48〜49/配布資料:3の28〜29P)
模造紙に下記の「戦略オプション検討表」を作成します。
プログラム進行役は模造紙を配り、スライド48〜49のノートに従って、戦略オプション検討表の作成を指示してください。
メンバーは、下記のように「強み」「弱み」「機会」「脅威」の欄にSWOT分析の結果を箇条書きで記入し、下記の記号をつけてください。
・「強み」には( )の数字
・「弱み」には○の数字
・「機会」には大文字アルファベット
・「脅威」には小文字アルファベット
【戦略オプション検討表】
(3)戦略オプションの検討
(説明用スライド:50〜51/配布資料:3の30Pの(3)
表を作成したら、個人作業でSWOTのクロス分析による 戦略オプションの検討し、カードに記入していきます。プログラム進行役はスライド50のノートに従って、カードの作成を指示してください。
メンバーは、「全社ビジョンを達成するために自部署がすべきことは何か」という視点で戦略オプションを検討し、カードに記入していきます。できるだけたくさんのカードを書いてください。記入したカードは戦略オプション検討表の該当箇所に貼っていきます。他の人が書いたカードと内容が重複していてもかまいません。
カードに記入する際は、何と何の組み合わせで案出されたのかわかるよう、下記のように「機会・脅威」のアルファベットと「強み・弱み」の数字の記号をつけ、
記入者のサインを入れてください。
A−(1)
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鈴木 |
(4)カード内容の共有化
(説明用スライド:52/配布資料:3の30Pの(4)
全員がすべてのカードを書き終えたら、カードの内容をメンバーで共有化します・・・
続きは
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