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HOME > 起業編トップ > 起業の必須ツールトップ > 商材としてのマニュアルのつくり方 − その4
概要説明コンパニオン
目次が完成したら本文を作成します・・・
− 商材としてのマニュアルのつくり方(その4) −





(3)本文を作る  

目次が完成したら、「項」ごとに本文を作成します。本文作成のポイントは「わかりやすい文章にすること」です。文章を書くのが苦手な人は難しいと思うかもしれません。ところが、それほど難しいことではないのです。以下の法則を守れば、誰でもわかりやすい文章が書けるようになります。

【わかりやすい文章を書く法則】
@ 文章は三段論法か起承転結で書く
A センテンスは50文字以内にする
B ターゲット顧客のレベルに見合った文章表現にする
B 「箇条書き」と「表」を多用する
C 「ですます調」で書く
D あいまい表現を避ける
E 改行を多用する
F 推敲する


@文章は三段論法か起承転結で書く

1)三段論法
三段論法とは「大前提」「小前提」「結論」の順番で展開する論法のことです。当サイトにも三段論法が多用されており、 このページのトップの文にも使用されています。

大前提 本文作成のポイントは「わかりやすい文章にすること」です。
小前提 文章を書くのが苦手な人は難しいと思うかもしれません。ところが、それほど難しいことではないのです。
結論 以下の法則を守れば、誰でもわかりやすい文章が書けるようになります。

その他にも当サイトには三段論法の文章がたくさんあるので、探してみてください。

2)起承転結
起承転結とは四段型の論法です。三段論法に導入部分の「起」を付け加えれば起承転結が完成します。

目次が完成したら、「項」ごとに本文を作成します。

本文作成のポイントは「わかりやすい文章にすること」です。
文章を書くのが苦手な人は難しいと思うかもしれません。ところが、それほど難しいことではないのです。
以下の法則を守れば、誰でもわかりやすい文章が書けるようになります。


Aセンテンスは50文字以内にする
以下の文章を読み比べてください。センテンスが長いと読みにくいだけではなく趣旨も伝わりにくくなります。長くても50文字以内にしてください。

【センテンスの長い文章】
本文作成のポイントは「わかりやすい文章にすること」
文章を書くのが苦手な人は難しいと思うかもしれません
それほど難しいことではありません。

【センテンスの短い文章】

本文作成のポイントは「わかりやすい文章にすること」です。
文章を書くのが苦手な人は難しいと思うかもしれません。
ところが、それほど難しいことではないのです。

センテンスを短くするコツは中止法を使わないことです。中止法とは、センテンスを接続助詞(上記文の「で」「が」)で後ろにつないでいく書き方です。文章に重厚さを与えるので論文や小説などによく見られますが、マニュアルには不向きです。


Bターゲット顧客のレベルに見合った文章表現にする
ターゲット顧客が専門家であれば専門用語を使用するなど、設定したターゲット顧客の知識レベルに見合った文章表現にします。ターゲット顧客の知識レベルが想定できない場合は平均的な水準に合わせてください。


C 「箇条書き」と「表」を多用する
マニュアルの文章は的確な情報を少ない文字数で伝えることが必要です。そのためには「箇条書き」と「表」を多用してください。 「箇条書き」と「表」には以下の効果があります

・視覚的に読みやすい
・主旨をわかりやすく表現できる
・短い文章でも内容を伝えやすい

当サイトでも多用しているので参考にしてください。 

D 「ですます調」で書く
「である調」は言い切り表現なので読者に高圧的なイメージを与えます。よって、本文は「ですます調」で書いてください。ただし、目次、法則、規則、指示などの表現は 「である調」のほうが読みやすくなるので双方を使い分けて書いて下さい。


Eあいまい表現を避ける
「・・・思います」「・・・思われます」「・・・等」などの表現は曖昧で正確性を欠くので、使用しないでください。


F改行を多用する
改行を多用するだけで、視覚的に格段に読みやすくなります。全体のバランスを見ながら句読点やセンテンスで改行を入れ、視覚的に読みやすい文章を作成してください。


G推敲する
文章を書き終えたら、しばらく時間をおいてから読み返します。テンポよく読めるかをチェックし、ひっかかるところがあれば納得いくまで推敲してください。また、プレビュー機能を使って視覚的にもバランスがよく、読みやすいレイアウトになっているかもチェックしてください。

これで本文の作成は終了です。


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