Webサイト(ホームページ)を自分で作る
ナレッジ起業は準備から起業後7〜8ヶ月までの活動はべてインターネット上で行います。その期間は原則的に対面セールスや顧客訪問は原則行いません。
その後もやり方次第でインターネット上の活動だけでビジネスを完結させることが可能になります。
そのため、、Webサイトは大変重要な経営資源となります。サイトの作成は業者に依頼することもできますが、最初は開業資金の節約とWebの理解を深めるために、自分で作成することにチャレンジしてください。
ステップ3では、Webサイト構築に必要最低限の知識と情報を解説します。
1.ドメインとサーバーを決める
Webサイトを開設するにはインターネット上の住所となる「ドメイン」とサイトの設置場所となる「サーバー」が不可欠です。本節ではその二つを設定する方法を解説します。
(1)ドメインを決める
■ドメインとは
ドメインとは、インターネットに接続しているコンピュータを識別するためのインターネット上の「住所」に該当するものです。ドメインは、WebサイトのURLやメールアドレスに使われます。ドメイン無しでは、Webサイトもブログも開設できません。当サイトで言えば、アンダーライン部分のdarecon.comがドメインになります。
URL : http://www.
darecon.com
メール : info@
darecon.com
世の中に重複する住所がないのと同じように ドメインも世界に一つしかなく、同じものは存在しません。
■「プロバイダが提供するドメイン」と「独自ドメイン」
ドメインには「プロバイダが提供するドメイン」と 「独自ドメイン」の2種類があります。 以下に両者の違いを解説しますが、結論から言えば、独自ドメインを取得してください。
@プロバイダが提供するドメイン
プロバイダが提供するドメインとはプロバイダのサーバーを利用してWebサイトを開設する際に、プロバイダが発行するドメインのことです。下記のように、プロバイダのドメインの下にサブドメインとして自分のドメイン名が入ります。そのため、URLが長くなり、またプロバイダ(サーバー)を変更すると利用できなくなるのが難点です。
http://www3.●●●.ne.jp/~darecon/index
↑ ↑
プロバイダのドメイン名/自分のドメイン名(サブドメイン) |
A独自ドメイン
独自ドメインとは自分で自由に決められるドメインのことです。事業者名や商品名などドメインにすることが可能になります。取得するには登録料金が必要になりますが、登録料を支払っていれば、プロバイダやサーバーに関係なく同じドメイン名を永久に利用することができます。企業サイトの多くは独自ドメインで、サイトのドメインも独自ドメインです。
http://www.darecon.com
↑
独自ドメイン |
■独自ドメインの取得方法
独自ドメインを取得する方法は以下のとおりです。
@ドメイン名の候補を決める
まず、はじめに下記の下線部分の候補を決めます。気に入ったドメイン名が空いているとは限らないので、候補となるドメイン名を最低3つは案出してください。
http://www.
darecon.com
ドメイン名は英数字でも日本語でも可能ですが、分かりやすい反面、入力が面倒というデメリットもあります。どちらにするか迷ったらば、英数字にすることをお奨めします。検討のポイントは以下のとおりです。
・商品、サービスや事業者名を連想させること
・覚えやすいこと
・入力しやすいこと
・長すぎないこと
Aトップレベルドメインを決める
トップレベルドメインとは、com, jp, netなど最後尾の記号のことです。
http://www.darecon.com
↑
トップレベル・ドメイン |
ビジネス系のサイトで主に利用されているものは以下のとおりです。
com |
最も認知度が高い。ただし利用度も高く空きドメインが少ない。 |
net |
ネットワーク用だが、商用でも利用度が高い。
|
org |
非営利法人用のドメインだが、利用できる組織の制限はない。 |
jp |
日本のドメイン。属性型と汎用があり、属性型は取得条件と審査がある。 |
bz |
Businessを意味する商用向けドメイン。
|
一般的にトップレベルドメインによってビジネスが有利不利になるということはありません。どれを使うかについては、種類によって登録料金が異なるので、好みとコストで考えてください。人気なのは、「com」と「汎用jp」です。なお、同じドメインでも登録代行業者によって料金が異なるので注意してください。
Bドメインの空きをチェックする
ドメイン名とトップレベルドメインが決まったら、使用されていないかどうかチェックします・・・
続きは
PDF版をご覧ください。
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