第3章 機会と脅威を把握する
1.機会と脅威とは
(1)機会と脅威とは
SWOT分析における「機会と脅威」とは以下のように定義されます。
機会 : うまく活用すれば、目標達成にプラスになる外部要因
脅威 : そのまま放置すると、目標達成にマイナスになる外部要因
なお、外部要因とは「自分でコントロールできない要素」をいいます。コントロールできるものは、「強み・弱み」に入れてください。
(2)直接要因と間接要因
機会と脅威には、目標達成に直接的に影響を与える直接要因と間接的に影響を与える間接要因があります。分析する際は分けて考えることが必要です。
@ 直接要因
どのようなものが直接要因になるかは設定した目標によって異なります。例えば目標が「独立・起業する」であれば、対象とするビジネスの「市場」、「顧客」、「競争相手」の変化動向が直接要因になると考えられます。また、目標が「弁護士になる」ならば、
「司法制度」や「弁護士需要」の変化動向などが該当します。
A 間接要因
一般的に間接要因になるのは、社会、経済、産業、国際情勢、技術革新などマクロ環境の変化動向です。
2.機会・脅威を把握する
(1)機会の把握
@ 下記の「機会・脅威把握表」を用意します・・・
続きは
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